ロマンチックなデートといえば、夜景デートが定番です。
きらびやかな夜景を眺めながら、特別なひとときを楽しむ・・・女性なら誰でも憧れるのではないでしょうか。
しかし、夜景デートの際、気をつけなければならないことがあります。
それは、防寒対策です。
特に今の時期、防寒を甘く見ていると痛い目に合います。
全身冷え切って、手足がかじかんで、夜景を楽しむどころではなくなってしまいます。
せっかくのデートもだいなし・・・なんてことにもなりかねません。
去年のクリスマス、私の友達がクリスマスクルーズで大変な目に合ったそうです。
付き合って2年目になる彼氏と初めてのクルージングということで、何日も前からその日を楽しみにしていたようなんですが・・・。
防寒対策はほとんどしていなかった友達。
防寒より、おしゃれに気をとられていたようです。
いつもよりちょっぴりドレスアップして、一応の防寒対策としてホッカイロを持参して行ったそうです。
案の定、冷たい海風にやられて風邪を引いてしまったんだとか。
船の上だと、いつもより風が冷たく感じますからね。
おしゃれしたい気持ちはわかりますが・・・難しいところです。
私も、同じような経験があります。
私が行ったのは高層ビルの一番上にある展望台だったんですが、風が強くてかなり寒かったんです。
急に思い立って行ったので、防寒対策なんて何もしていませんでした。
寒かったことだけが記憶に残っていて、景色のことは何も覚えていないという・・・。
今考えると、もったいないことをしました。
せっかくの素敵な夜景、記憶に残らなければ意味がありません。
今度夜景デートを見に行く時は、しっかり防寒対策をして出かけたいと思います。
記憶の中にだけある特別な夜景スポット
若い頃、知り合いが一人の男性を紹介してくれたことがありました。夜景を観に行ったことを覚えています
遠い昔、あまり乗る気ではなかったけれど、知り合いからある男性を紹介されたことがあった。
確かあれは20歳くらいの頃だったと思う。
とにかく自由を愛する私と、まじめであまり冒険を好まないような彼。
二人が合う訳もなく、会ったことをとても後悔した。
その方が嫌いと言うわけではない。
ただ、私とはあまりにも違い過ぎて明らかに上手く行かないことが分かった。
だから、一緒にいることでその方にも無理をさせてしまったり、不愉快にさせてしまうのではないかと思ったのだ。
とは言え、私も彼に合せて自分を変えることもできない。
そもそも、どうして知り合いが私にその人を紹介したのか。
そこには私への優しさはどうやらなかったようだ。
今にして思えば、いつも自由で好き勝手に生きている私に、何か敵対心のようなものがあったのだと思う。
私の生き方は、思いっきり否定されることも多く、私に彼を紹介したような人のように、幸せにほど遠い何かを紹介する人も何人かいた。
早くに結婚して子供が3人。
幸せだと言いながら、その実はどうだったのか定かではない。
ただ、一つだけ心に残っている素晴らしい思い出がある。
近くにあるのに気が付かなかった、ステキな夜景の見えるスポットに連れて行ってくれたことだ。
それほど豪華ではないその夜景は、その男性の性格を物語るような、質素で素朴な眺めだった。
でも、柔らかくて穏やかで良い場所。
あれから一度も足を運んだことはない。
どうやって行ったら良いのかもわからない、記憶の中にだけある場所なのである。